注文住宅のキッチンの選び方

キッチン注文住宅を建てるときにはキッチンにもこだわりたいと考えるかもしれませんが、実際にこれを選ぼうとすると、種類が多くてどれを選べば良いのか分からなくなってしまう人が多いです。間取りや予算などを考慮して決めていく必要がありますが、それぞれのキッチンの特徴や選び方を知っていなければ満足する選び方ができない可能性が高いと言えます。注文住宅はとても高い買い物なので、後悔しない住まい作りにするためにも、満足度の高いキッチンの選び方を知っておくようにしてください。

まずキッチンの間取りは主に3つのものがあり、オープンを選ぶとリビングやダイニングとの間に壁がないので開放感のある雰囲気になりますし、クローズドを選ぶと壁やドアでリビングなどと分かれているので調理に集中することができます。セミオープンの場合は両方のメリットを取り入れたタイプで、全体が丸見えになることはないけれど、調理しながら家族とコミュニケーションが取れるというメリットが感じられるはずです。レイアウトはアイランドキッチンとペニンシュラキッチンのいずれかを選ぶことになりますが、前者であればキッチンの四方が壁に接しておらず、後者であれば左右のどちらかが壁に接しているという違いがあります。アイランドキッチンは開放感を求めることができ、ペニンシュラキッチンは吊戸棚を設置しやすいので収納が確保しやすいというメリットが得られるでしょう。

キッチンの形も色々なものがありますが、I型キッチンは調理台やシンクが一列に並んだオーソドックスなものであり、リーズナブルに導入することができます。II型キッチンはセパレート型キッチンとも呼ばれ、シンクとコンロが2列に並列しており、I型キッチンよりも調理スペースや収納スペースの確保が容易です。L型キッチンはアルファベットのL字型のようにコンロとキッチンが設置されており、コンロとシンクが90度で向かい合うので作業動線が短くなります。

多くのキッチンメーカーから多彩な設備が販売されているので、間取りやレイアウト、形などの好みを考えながら選んでいくことが大切です。選ぶものによって必要な予算は大きく違ってくるので、希望とコストが一致しているかどうか確認することも大事だと言えるでしょう。キッチンは毎日使う場所の1つなので、使い始めてから不満を感じてしまうことがないように、それぞれの特徴を知った上でじっくりと比較検討することが大切だと言えます。

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